新車を購入してから最初の1,000km、その後は10,000kmごとに交換が推奨されている「ギヤオイル」。
皆様、エンジンオイルはマメに変えていても、こっちのギヤオイルはついつい忘れがちになっていませんか?
ちなみにわたくしは、最初の1,000kmで変えた後は、「エンジンオイル交換3回に1度のペース」で一緒にギヤオイルも交換するようにしています。これならマシンの定期メンテのサイクルとして忘れることがないので超おすすめです!
さて、先日めでたく我が7型シグナスXの慣らし運転が終了しましたので、朝早く起きて、先ほどのエンジンオイル交換とまったく同じタイミングで一気に作業を進めました!
効率よく作業するコツは、エンジンオイルを完全に排出し終えてドレンボルトを戻した直後、下に置いてある廃油パックをそのまま使い回すこと。これで無駄なゴミも出ず、スムーズにギヤオイルの排出へと移行できます!
今回は寝そべらなくてOK!ギヤオイルドレンを緩めて一気に排出
ギヤオイルを抜く作業は、ありがたいことに「しゃがんだ状態」でそのまま作業が完結します。
ですので、エンジンオイル交換の時みたいに、心の中で「道になりたい……!」などと熱く叫びながら地面に寝っ転がる必要は一切ありません。

ギヤオイルのドレンボルトは、リヤタイヤの手前、クランクケースの後方にあります。

使用する工具は、12mmのソケットとラチェットレンチです。

下に廃油パックがセットされているのを確認したら、ボルトにソケットを当て、時計と反対周り(反時計回り)にグイッと回してドレンボルトを緩めます。

ある程度緩んだら、ここでもわたくしのゴールドフィンガーの出番。指先でトトトッと回してボルトを外します。

ドバッと古いギヤオイルが抜けて、無事に排出完了です!
抜いている間に、外したドレンボルトを同じようにパーツクリーナーでシュシュッときれいに洗浄しておきましょう。
きれいにし終わったら、お馴染みのトルクレンチを用意。

締め付けトルクを20N·mにカチッと設定し、

ボルトを手回しで軽くハメてから、トルクレンチを使って時計回りにカチンと音がするまで締め込みます。これで排水口のロックは完了です。
クランクケースの文字をチェック!純正ギヤオイルを「闘魂注入」
今回注入するギヤオイルは、こちらをチョイスしました。

やっぱり安心・安全・確実なYAMAHA純正の「ヤマルーブ ギヤオイル」。そして、これを入れるための必須アイテムとして「オイラー(油差し)」をあらかじめ用意しておきましょう。
「ギヤオイルってどれくらい入れるの?」という疑問ですが、答えはすべて車体に書いてあります。

注ぎ口の近くのクランクケースをよーーーく見てみると、ここにもしっかりと「OIL 100㎤」という表示が刻印されています。つまり、入れる量はジャスト100mlです。

用意したオイラーに、純正ギヤオイルをトボトボトボ……と100ml計って入れます。

ギヤオイルの注ぎ口にあるプラスチック製のプラグを、ゴールドフィンガーで時計と反対周りに回して外します。

あとはオイラーの先端を突っ込み、「闘魂注入!!!」と心の中で激しく叫びながら、ググッとオイラーを押し込んでオイルを全量注入していきます。

きれいに100mlが入り終わったら、仕上げにギヤオイルプラグをゴールドフィンガーでキュッと手締めすればすべての作業が終了です。お疲れ様でした!
まとめ:難易度は超低め!余ったエンジンオイルをギヤに入れるのはアリなのか?
ということで、今回は7型シグナスXのギヤオイル交換方法を解説しました。
ご覧いただいた通り、寝そべる必要もないですし、構造もシンプル。エンジンオイル交換よりもはるかに簡単に作業できるので、「エンジンオイルを自分で変えられた!」という人は、ぜひこのギヤオイル交換もセットでチャレンジしてみてください。
ただ、ここで一つ、
この純正ギヤオイル、基本的に1L缶で売られているのですが、シグナスに使うのはたったの100ml。つまり、1本買うと「あと9回分」となり、かなりの期間ガレージに保管し続けることになります(笑)。
ネット上を見ていると、
「1Lのエンジンオイルを買って、900mlをエンジンに入れて、余った100mlをそのままギヤオイルの代わりに使っちゃえば無駄がないよ!」
という裏ワザ(?)的な書き込みを目にすることがあります。
確かに同じオイルだし……と思いがちですが、わたくしはかなりの心配性。エンジンとギヤではオイルに求められる粘度や耐荷重の性能が根本的に違うので、ここはケチらずに通常通り「専用のギヤオイル」をきっちり使用します。愛車に長く、トラブルなく乗りたいですからね!
作業自体の難易度はめちゃくちゃ低いですし、一度オイラーさえ買ってしまえば次からは一瞬で終わります。
愛車のコンディションを維持するためにも、ぜひ皆様も次回のエンジンオイル交換のついでにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
