アウターローターを軽くしたら速くなるのかなー?また、どうやって交換するんだろう?
純正加工軽量アウターローターに交換したのでレビューします。
純正加工品です
今回交換するアイテムはこちら。
YAMAHA純正加工 軽量アウターローター【シグナスGRYPHUS/BWS/NMAX/XFORCE/AEROX】
画像見ますと純正部品の箱ですが、右上にはKN企画さんの商品コードが貼られています。つい先日、久しぶりにKN企画 横浜支店に行ってまいりました。
いらっしゃいませ。
ご無沙汰しております。
グリファスパーツ、増えてきましたよ。
今回は軽量フライホイール買いに来ました。
こちらですねー。
こちら取り付ける前に、パーツクリーナー等でキレイにして、防錆剤つけてください。
わたくし、一度も外したこと無いんですが、ポン付けでOKですか?
はい、大丈夫ですよ。外すのにフライホイールプーラー必要ですよ。
はい、この前購入しました。
それと、アウターローターを外して入れる時、手をはさまないように気をつけてください。
軍手はめて作業します。
無事商品ゲットし、言われた通り防錆剤をAmazonで購入しました。近所のホームセンターで下見してきましたが、どの防錆剤がいいか分からなかったので、量の少ない安いやつにしました。
ハケは100円shopで購入。
下処理その1
とりあえずアウターローター付ける前の作業をしています。
油がべっとり塗られているので、パーツクリーナーでキレイにしましょう。
わたくしが使用しているパーツクリーナーは税抜き185円の超安いパーツクリーナー(地域最安値)です。
ハケでぬりぬり。2時間以上乾かして2度ほど塗りました。アウターローターってサビやすいんでしょうか?
ラジエーター外す
諸事情により、アウターローターの錆止め塗装を行ってから数日後、取り付け作業しました。まずは作業しやすいようにシート下から外していきます。
赤丸のタッピングネジとボルトを外します。
バッテリーさんまる見えになったら、マイナスから外します。わたくしはプラスドライバーだとナメちゃうの得意なので、8mmソケットとラチェットハンドルを使用します。
次にプラスを外します。最初バッテリー外す時、ビクビクしながら作業してましたが、もう慣れました。
バッテリーを一時避難させてコード類をずらし、赤丸のボルトを10mmソケットとラチェットハンドルで外します。
無事シート下を外せました。雨降った後、洗車一切してないので汚れてます😱
赤丸のタッピングネジを外します。
ラジエーターカバーを外します。赤丸のボルトを外します。
ここでラジエーターキャップを外してみましょう。8mmのHEXレンチで回します。エンジン冷えた状態でないと大変なことになります。
パカッと簡単に外れました。
矢印の先までブルーハワイの原液冷却水が入っていることを確認。えぇ、わたくし今回、人生で初ラジエーターを外しますのでドキドキです。
赤丸のドレンコックをプラスドライバーで外します。これを外すと冷却水が出てくるので、オイルパン等を用意しましょう。
無事冷却水を排出👍
駄菓子菓子!勢い無くなってくるとマフラーのエキパイに当たり、横に漏れていきました。社外品のマフラーだとこうなるんであろうか…。
O2センサーのカプラーと矢印のクリップを外します。
ゴールドフィンガーの先のクリップをつまんでホースを外します。ここにも冷却水が入っているので、
オイルパンに入れます。
ゴールドフィンガーの先のクリップをプライヤー使ってずらし、ホースを外します。
こちらも少しだけ冷却水が排出されました。
矢印のクリップをプライヤー使ってずらしホースを外します。
赤丸のボルトを外します。
これで無事、ラジエーター外すことができました。めでたしめでたし。←まだ目的達成してないから。
アウターローター外す
次にファンケースを外していきます。
赤丸のボルトを外します。
赤丸のボルトを外します。
赤丸のボルトを外します。この時ファンも回ってしまうのでゴッドハンドで押さえて外しましょう。
ようやく今回交換するアウターローターのお目見えです。長かったわー。←いやまだ終わってないから。
ナットを外します。一家に一台あると便利なハイトルクインパクトレンチで17mmソケットを付けて外します。それにしても錆がドイヒーですね。
ナットを外すとワッシャーもあるので無くさないようにしましょう。これでゴッドハンドでアウターローターを引っこ抜ければOKですが、そうは問屋が卸さない。
ここで専用工具の登場です。セールで購入したフライホイールプーラーです。こちらも初めて使用します。
まずは逆ねじ使用のアダプターを入れます。
ハンドルは通常通り時計回りに入れていきます。
アダプターにモンキーレンチをはさんで、時計と逆回りに回します。最初固かったけど、回るとフライホイールが手前にちょっと動きます。
あとはハンドル回してアウターローターを外します。初めての作業でしたがここまで問題なく進みました😌
比較する
純正品と加工品を比べてみましょう。
見た目だけではどっちがどっちか分かりませんね。重さを量ってみましょう。
純正品が1142g、加工品が930gと212g軽量化に成功!これで加速にどれだけ影響出るのか楽しみです。
下処理その2
こちらをご覧ください。
ゴールドフィンガーの先に”〇ー〇”の印がございます。
赤い矢印、凹んでいます。ここはクランクシャフトにウッドラフキーというパーツが付いてまして、フライホイールを取り付ける際の位置決めをおこなってます。この凹んでいるところから先ほどの”〇ー〇”の位置を確認します。
加工品はこの”〇ー〇”が削れて消えてますので、マークを入れていきます。
ケガキ針を使い、ちょっと削ります。
純正品みたいに”〇ー〇”のマーク入れられなかったので、分かるように太く削りました。
取り付ける
外したアウターローターを取り付けましょう。
赤い矢印がウッドラフキーです。
ウッドラフキーに合わせてアウターローターを入れます。この時磁石の力で指を挟まないよう軍手など使用するといいでしょう。
赤い矢印が先ほど付けたキズで、黄色の矢印の先の出っ張りと合うようになっています。
忘れずワッシャーを、そしてナットを入れます。
ここでトルクレンチ大先生の登場です。70N/mに設定します。
駆動系の取り付け取り外しで使用するユニバーサルホルダーでアウターローターを固定し、時計回りに回して締めます。
ファンケースを付けて、
ファンを付けます。この時ボルトを締める際、ファンが回ってしまうので、ゴールドフィンガーでファンを支えながらボルト締めましょう。あとここだけの話、軽量アウターローターと一緒に”KOSOスーパーライトークーリングファン”を購入したんですが、ファンガイドがめちゃくちゃ硬く、うまく付けられなかったので諦めました。後日また挑戦したいと思います。
ラジエーター取り付ける
さて皆様、排出した冷却水のこと覚えていますか?
こいつはしっかり再利用します。ちょっとゴミも入ってしまったので、
茶こしを使ってゴミを取り除きます。
350mlくらいでした。ちょっとこぼれた分もあるので、足していきます。
ラジエーターを取り付けます。ホースの付け忘れに注意。
ドレンコックを忘れず、なおかつ壊れやすそうなのでオーバートルクに注意しましょう。
じょうごを使って冷却水を入れます。あふれて大変にならないよう少しずつ確認しながら入れましょう。
恐らくラジエーターの方にすべて冷却水入らないので、足下のタンクに入れましょう。
こぼしてしまった分を足します。安心安全の純正品と精製水を1:1の割合で作ります。どれくらい入るか分からなかったので、100ml作って入れました。
やる気スイッチONという名のエンジンをかけます。
エンジンかけた直後の冷却水の水位です。これからエア抜きをおこないます。
約5分後の水位です。2.3回”ボコッ”っと空気が出ていきましたが、冷却水があふれそう😱
エンジンかけてから約10分後の冷却水の水位です。もうあふれそうです。空気が出ていって水位が減ると思ったんですけど…。このままだとキャップ締めれないので、注射器使ってタンクの方に入れました。以上でアウターローター交換とラジエーターの一連の作業終了です。初めての作業なんだかんだで4~5時間くらいかかったような😝
感想は?
さて、アウターローター交換して肝心の走りはどうなったかというと、レスポンスが非常によくなりました。特に出だし、交差点曲がってからの加速が非常に気持ちいい!馬力・トルクアップ感じれます。最高速到着時間も少々早くなり、最高速も数キロUPしました。燃費も変わらずで、通勤利用でもカスタムおすすめでしょう。
まとめ
今回軽量アウターローター交換を紹介しました。グリファスから水冷になったので、取り外しに時間がかかってしまいちょっとめんどくさいですが、排気量上がったんじゃないの~って思えるカスタムだったので大成功と言えるでしょう。駆動系交換の時も速くなってウキウキし、マフラー交換の時も速くなってウキウキ、今回それ以上の感動味わえました。シグナスグリファスを速くしたい人にとっておすすめのカスタムですのでぜひ挑戦してみてください。