Xシェルターだー!
はじめに:寒さとは無縁の生活へ
12月に入り、寒さが一段と厳しくなってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
わたくしはというと、一段と元気に過ごしています! というのも、今年の冬はワークマンの「Xシェルター」シリーズに出会ってから、寒さとは無縁の生活を送っているからです。
これまでは、バイク通勤の主力として「防水防寒スーツ」、そしてバイクを降りた後の「ダウンコート」を紹介してきました。
👇 過去の「Xシェルター」レビューはこちら
しかし! 日本の冬には「極寒」の日もあれば、季節外れの「小春日和」もありますよね。 「ガッツリ防寒するほどでもないけど、寒いのは嫌だ…」 そんなワガママな日に対応できる、第3のXシェルターを昨日購入してきました!
もちろん今回もワークマンさんからの案件ではなく、勝手にワークマン応援団として熱く発信していきます。(ワークマンさん、もし見ていたらお気軽にご連絡ください!笑)
商品紹介:驚異の軽さとコスパ「断熱αウォームジャケット」

今回購入したアイテムがこちら。
エックスシェルター(R)断熱αウォームジャケット
手に取った第一印象は、「ビックリするくらい軽い!そして薄い!」。 こんなにペラペラ(良い意味で)で、本当に暖かく着こなせるのか…?と疑ってしまうほどです。
カラーは「ブラック」「ダークグリーン」「ネイビーグレー」の3種類。私は引き締まるブラックをチョイスしました。
ちなみに在庫状況ですが、私の近所のワークマンではこの「ウォームジャケット」はまだ問題なく手に入りました。一方で、以前紹介した「防水防寒スーツ」は在庫ゼロ、「ダウンコート」は残り僅か…。やはり寒がりな皆さんは、もう動き出しているんですね。
驚きのスペックとコスパ計算

タグを見ると、おなじみの「耐久撥水」。50回洗濯しても持続する撥水性です。きれい好きな私としては、ガシガシ洗えるのは嬉しい機能です。

そして裏を返すと…お値段は衝撃の3,900円(税込)!
ちょっと計算してみましょう。 仮に週1回洗濯するとして、冬の3ヶ月間で約14回。 50回洗濯するには約3.7年かかります。 つまり、約4年間、清潔かつ撥水性能を維持して着られて、たったの3,900円。
…ワークマンさん、ちょっと安すぎませんか? 本気で他のアパレルメーカーを突き放しにかかってますね(笑)。
ディテールチェック:隠れた機能美

フロントポケットは左右に2ヶ所。使いやすい配置です。

内ポケットは左側に一ヶ所あり、500mlのペットボトルがすっぽり入る大きさ。実はここ、断熱素材が使われているので、温かい飲み物が冷めにくいそうです。

そしてその上には、Xシェルターの証、男心をくすぐるサーモメーターが鎮座しています。

最初は気づかなかったのですが、襟元をよーく見るとファスナーがあり、フードが内蔵されていました! あまりにも薄くて首回りがスッキリしていたので、完全にステルス化されていました。急な雨の時に役立ちそうです。

首元のタグには紐が付いているので、フックなどに引っ掛けておくのに便利ですね。細かい配慮が光ります。

手首は二重袖になっていて、冷気が侵入しづらい構造。バイク乗りには必須の機能です。
検証!禁断のトリプルレイヤー「Xシェルター JAPAN」結成
実際に本日、このジャケットを着てバイク通勤(片道20分)してみました。
しかし、ただ着るだけでは面白くありません。 今回の通勤装備は、「Xシェルターの全アイテムを組み合わせてみたらどうなるか?」という壮大な検証です。
まず、ベースとなる強力な組み合わせとして、以前から極寒時に着用していた「防水防寒スーツ」の下に「ダウンコート」をミドルレイヤーとして着込みます。

名付けて「Xシェルター in Xシェルター」。これだけでも十分最強です。
そしてさらに!ここに今回の新作を投入します。

最強のインナーとして、防水防寒スーツ(アウター)の下、ダウンコートの下に、新作の「断熱αウォームジャケット」を装着!!
「追いXシェルター」の発動です。
つまり、
- インナー(ワイシャツ&ヒートテック)
- 【新作】断熱αウォームジャケット (一番内側)
- 【前回】断熱ダウンコート
- 【前々回】防水防寒スーツ
という、Xシェルターを3枚重ね着した、一人「Xシェルター JAPAN」を結成してしまいました。(YOSHIKIさんもビックリの紅に染まる暖かさです)
結果:もはやサウナ!?
着た20分後、サーモメーターをパシャリ。

写真は24~26℃を表示していますが、チェックした直後は30℃が光っていました! 写真を撮る5~6秒の間に冷たい風がピューンと吹いて下がってしまいましたが、内部は灼熱です。
実際に走ってみた感想は… 「暖かいというか、ちょっと汗をかいてしまいました。」
完全にオーバースペックでした(笑)。 外気温一桁台のバイク通勤でも、この装備なら寒さは皆無。むしろ暑いくらいです。
駐輪場に着いた後は、一番上の「防水防寒スーツ」をバイクに置いて、「ウォームジャケット」と「ダウンコート」で出社しました。これなら着膨れせずスマートです。
正直レビューとサイズ感
機能性は文句なしですが、気になった点も正直にお伝えします。
- サイズ感: 私はLLサイズを購入しましたが、重ね着を前提としても少々小さい感じ(肩回り)がしました。ゆったり着たい方はワンサイズアップを検討しても良いかもしれません。
- 視認性: 「反射材付き」とタグにはありますが、ライダー目線で言うと、夜間走行のためにもう少し大きく目立つリフレクターが欲しかったです。
- ファスナー: ネット上の口コミでは「ファスナーの操作性に課題があり、改善を求める」という意見も見受けられました。購入時はチェックしたほうが良さそうです。
【保存版】ワークマン「Xシェルター」3種の比較まとめ
これでXシェルターシリーズを3種類コンプリートしてしまいました。
これから購入を検討されている方のために、それぞれの特徴を比較表にまとめました。
| 特徴 | ① 防水防寒スーツ | ② ダウンコート | ③ ウォームジャケット (今回) |
| 主な役割 | 最強アウター (バイク・釣り・雪かき) | 万能ミドル~アウター (通勤・普段使い) | 究極のインナー/ライトアウター (温度調整・部屋着・春先) |
| 価格 | 9,800円 | 9,800円 | 3,900円 |
| 暖かさ | ★★★★★ (完全防備) | ★★★★☆ (保温性抜群) | ★★★☆☆ (薄いが暖かい) |
| 防水性 | 完全防水 | 耐久撥水 | 耐久撥水 |
| 軽さ | 重厚感あり | 軽い | めちゃくちゃ軽い |
| おすすめ | 極寒のバイク・屋外作業をする人 | バイクを降りた後も そのまま街を歩きたい人 | 重ね着で温度調整したい人 コスパ重視の人 |
結論
- 真冬のバイク通勤には、①防水防寒スーツ が必須。
- バイクを降りた後の快適さなら、②ダウンコート。
- 秋口・春先や、重ね着の強化パーツとしては、今回の③ウォームジャケット が最強。
公式スペック情報(エックスシェルター(R)断熱αウォームジャケット)
| 項目 | 詳細 |
| 価格 | 3,900円(税込) |
| カラー | ブラック、ダークグリーン、ネイビーグレー |
| サイズ展開 | S、M、L、LL、3L、4L |
| 素材 | 表地・中わた・裏地:ポリエステル100% など |
| 洗濯 | 洗濯ネット使用推奨 |
| 撥水加工 | PFASフリーの環境にやさしい撥水加工(フッ素不使用) |
| 特徴 | 収納フード、チンガード、左内ポケットに断熱素材使用、二重袖、反射材付き |
特徴ピックアップ
今回の「断熱αウォームジャケット」の最大のアドバンテージは、従来のXシェルターシリーズをさらに進化させた「素材」と「構造」にあります。
- 世界初※の断熱素材を採用!:極めて薄く軽い特殊断熱シートが、外部の冷気伝導と内部の熱流出を極限までガードします。
- 「α」の最大のメリット:薄くて軽い設計のため、透湿性に優れており、ムレにくいのが特徴です。(※バイクで汗をかきやすいライダーに最適!)
- 断熱シート × 発熱わたのハイブリッド構造:シートで冷気を防ぎつつ、光を吸収して発熱する中わたが蓄熱し、相乗効果で暖かさが持続します。
- 温かさを保つ内ポケット:左内ポケットには断熱素材を使用。入れたものが冷めにくいため、バイクを降りた後のコーヒーブレイクにも重宝します。
- 耐久撥水50回:3,900円という低価格ながら、頻繁に洗濯しても撥水性が持続するため、長く清潔に使用できます。
まとめ
ということで、今回は新作の「エックスシェルター(R)断熱αウォームジャケット」をレビューしました。
ダウンコートの下に着てもモコモコ感がなく、動きやすさはキープされていました(さすがに3枚重ねで運転すると少し動きづらかったですが…笑)。
このウォームジャケットは、真冬のインナーとしてはもちろん、秋から春まで長く活躍すること間違いなしです。 3,900円でこの性能、見つけたら即買いレベルですよ!
👇 今回比較したアイテムの記事はこちら!
今年の冬は、この「Xシェルター三兄弟」で完全に乗り切れそうです。 皆さんも、自分に合った「着る断熱材」を見つけてみてくださいね!

