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4型シグナスx、10%UPセカンダリギヤに交換する

次は何をカスタムしたらいいですかね~?

ドンチャン
アプ乗り

ハイギヤにしてみたら?

ということなので、セカンダリギヤを交換したいと思います。

最高速がしょぼいんです

かれこれ10年以上、シグナスxで通勤してますが、いままで2型シグナスxを2台、4型シグナスxを1台乗り続けています。2型シグナスxと言えば加速がもっさりで、出だし、40~60kmがなかなか加速してくれません。その分最高速はどの125ccよりも出ます。それが4型シグナスxからフルモデルチェンジし、ノーマルでも中低速は早く、いじらなくてもそこそこ満足する走りです。その分最高速は出ませんが。

このブログ”シグナスxでGOGO”は、ノーマルよりも快適にをテーマにしてますが、サブテーマがノーマルよりも加速・最高速・燃費を向上することを目的としてイジっています。その他ドレスアップもちょこちょこ。

出だしや中低速からの加速に関して言えば、駆動系を調整、マフラーを交換、エアクリーナーボックス交換で何とかノーマルよりもちょっといいかな~っていう感じですが、先日、ホンダのリードとバトルした時、出だしは文句なく我が4型シグナスxの勝ち!駄菓子菓子!最高速は圧倒的にリードにリードされてしまいました。

出だしも最高速も速くなきゃイヤ!

ドンチャン

そんなことをツーリング中にお友達のアプ乗りさんに話したところ、

アプ乗り

なんか4型シグナスxからローギヤ使用になったとか。

確かにシグナスxは125ccだから法定速度で考えればローギヤの方が使い勝手がよろしいです。ただねー、お友達のアプ乗りさんとツーリング行くんですが、何故かアプ乗りさんの赤シグがめっちゃ速いんです。いつも置いてけぼりで、特に国道246号線で大型バイクとバトルするぐらいですから。

そんなことで今回は少し最高速を上げたい!セカンダリギヤを交換したいと思います。チョイスしたのがこちら。

Gstone 4TH CYGNUS X(シグナスX),BW`S R用 軽量セカンダリギア圧入済みセット GTタイプ 11×40T、純正部品のオーリングです。よく楽天で利用するアトラスさんが取り扱っているギヤと、オーリングは昔からお世話になっているBADさんのお店で取り寄せてもらいました。その時BADさんが、

え⁉ハイギヤにするの?

はい。

ドンチャン

坂、上らなくなるよ。

とりあえず、実験です。

ドンチャン

何事もやってみないと分かりませんからね~。今回はどんな感じになるんでしょう。

カスタム開始

まずは、届いたギヤを箱から出してみましょう。

純正ギアが11×44Tで、交換するギヤが11×40Tの約10%ハイギア仕様。しかも純正同ギア比約180gの軽量化されているので、期待しちゃいますよ。赤い矢印に純正部品のオーリングを付けます。

下準備は終了、圧入済みなので、私みたいな素人にはこれがおすすめでしょう。

ギヤを外す

ここからシグナスxのクランクを開けていきましょう。

赤丸のボルト5か所を外し、カバーを外します。

赤丸のボルト8か所を外し、ケースを外します。

駆動系がまる見え~💖プーリーとクラッチを外していきます。

まずは左側のプーリーから外していきます。17mmのソケットとラチェットハンドル等を使用し、ユニバーサルホルダーを使いプーリーフェイスを固定し、時計と反対回りで外していきます。

次はクラッチ側です。19mmのソケットとラチェットハンドル等を使用し、ユニバーサルホルダーでクラッチアウターを固定し、時計と反対回りで外していきます。

これで外れました。せっかく外したので、プーリーもお掃除しましょう。外すと、

以前、油性ペンで内から外に線を引いたんですが、

線が消えたところまでベルトが開いているっていうのが分かります。次にギヤオイルを抜いていきます。

下をのぞき込むに見ると発見できます。このノーマルドレンボルトもそのうちカスタムしなきゃだわ。

12mmのソケットとラチェットハンドル等を使用し、時計と反対回りに外していきます。

実はギヤオイル交換してから約3000kmしか経ってないので、ちょっともったいない感じがしちゃいます。この後、エンジンオイルも交換しました。

ギヤオイルが抜けたら赤丸の8か所のボルトを外し、カバーを外します。8mmのソケットとラチェットハンドル等を使用し、時計と反対回りに外していきます。

8本中4本、白サビが付いています。こういうの見ると、切ない気持ちになります。

無事、ボルトを外しました。そうすると、残油がとろ~り出てきます。一応ドレンボルトを外してから約1時間経ってからボルトを外しましたが、残念ながら出てきます。しっかり掃除をしましょう。

ドライブシャフトをそのまま引っこ抜こうと引っ張っても外れないので、軽くゴムハンマーでカバーを叩いたり、プライヤーで挟んでガチャガチャしてみたら、

無事、外れました。初めまして純正セカンダリギヤさん。

カバーにワッシャー2枚張り付いていたので、無くさないように注意しましょう。

ここからノーマルギヤを交換します。

ゴッドハンドで右側のギヤを外します。

次に左側のギヤをゴッドハンドで外します。

手前がノーマルギヤで、奥がカスタムするGstoneのギヤです。Gstoneの方はギヤに穴が開いているので、その分軽量化に貢献してますね。

取り付け元に戻す

それでは取り付けていきましょう。

まずはゴッドハンドで左側のギヤを挿入。

次に右側にハメます。これでギヤの交換完成です。結構簡単ですね。ここからカバーを付けボルトを付けていきますが、

カジリ・サビ防止に役立つスレッドコンパウンドをちょっと使用します。

ボルト締める前に、軽くカバーをゴムハンマーで叩いて、しっかりハメます。先ほどの2枚のワッシャーも忘れずに!

ゴッドハンドでタイヤを回しシャフトが問題無く回るか確認します。

大丈夫そうでしたらギヤオイルを注入します。その前にドレンボルトを忘れずに付けます。

オイルキャップを外します。地味にこちらのキャップもカスタム済み~。

オイルキャップ周辺もしっかり掃除し、ギヤオイルをオイラーに130ml入れます。

穴があったらツッコミたい!という気持ちでブシャーと注入します。

プラグキャップを閉めて、後は駆動系を組んでいきます。

ゴールドフィンガーでうすーくグリスも塗っときます。

プーリーを入れます。

忘れずスペーサーシムを入れます。こちらは純正の0.9mmのシムです。

ドリブンプーリーにベルトを入れます。ベルトの向きに注意、矢印の方向にベルトが回るようにします。

クラッチを入れます。

KN企画のドリブンプーリー、クラッチ、クラッチアウターを使用しているため、アウターオフセットワッシャーを忘れずに入れます。

クラッチアウターを入れます。

プーリーフェイスを入れます。

ゴッドハンドでナットを付けます。

ゴールドフィンガーでVベルトをつまみ、プーリーフェイス、クラッチをさらに奥まで入れ込み、ゴールドフィンガーでナットを締めていきます。

トルクレンチを使用し、プーリー側のナットを締めていきます。ユニバーサルホルダーでプーリーフェイスを固定し、17mmソケットとトルクレンチで45N・mに設定し時計回りに締めていきます。

クラッチ側のナットもトルクレンチを使用し締めていきます。ユニバーサルホルダーでクラッチアウターを固定し、19mmソケットとトルクレンチで60N・mに設定し、時計回りに締めていきます。

エンジンをかけ、問題無いか確認します。問題なさそうでしたらエンジンを切ります。

クランクケースを取り付け、

クランクケースカバーを付けたら作業終了です。お疲れ様でしたー。

走ってみた感想は?

セカンダリギヤを交換して一週間以上経ちましたので報告したいと思います。ギヤを変えたことによって、キューンっていう異音がします。特に、エンジンブレーキが効いてる時にハッキリ聞こえます。これはギヤを交換したらあるあるという話を聞きましたが、最初ビックリしました。

出だしは、少々レスポンスが鈍くなりました。この辺はスペーサーシムで対応できるかもなので、今後調整したいと思います。坂道も問題無く上っていきます。

中低速からの加速でトルク感UPしました。レスポンスも悪くなく、ちょっと排気量上がった気分です。

問題の最高速はというと、ノーマルギヤとほぼ変わらず。これは期待外れで、駆動系の調節が必要ですね。

通勤で気になる燃費ですが、ほぼ変わらず、または10%良くなった感じです。間違いなく悪くなってません。しかしあまり回転数上がらず巡航しているので、ツーリングに行ったらビックリするくらい良くなっていそうな予感です。

追記

先日、新しいベルトに交換しました。

慣らし運転後に最高速アタックしたら、約10%UPしました。ちょっとスペーサーシムを厚くしたら出だしのレスポンスもよく、全体的に速くなったと感じました。燃費も同じまたは少し良くなったかもしれません。結果、カスタム大成功と言っていいでしょう。

まとめ

今回カスタムしたセカンダリギヤですが、交換自体は比較的簡単な部類に入ると思います。ギヤオイルを抜かないといけないので、個人的にはエンジンオイル交換の時に作業するでしょう。

私が購入したGstoneさんの10%UPの次は20%UPのギヤもありますが、ボアアップした車両向けなので、私みたいなノーマルエンジン車には10%UPがいいでしょう。

ボアアップした車両にはかないませんが、ノーマルエンジン車よりちょっと速くなったので、通勤も、ツーリングも楽しくなりました。

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