アクセルの”遊び”を調整したいけど、どうやってやればいいんだろう?
スパナレンチ1本で調整、数分でできるのでやってみましょう。
自分に合うように調整する
バイクを買ったらまずやることの一つに、スロットル遊び調整というものがあります。ここをうまく合わせてやることで、アクセル開け始めのフィーリングが大きく変わってきます。
実は、4型シグナスx購入して2年以上経ちますが、一度も調整しません💦理由は?特に違和感がなかったからです。
この記事を書く数日前に、非常に残念な出来事がありました。
アイドリング中にサイドスタンド立てて、バイクから降りて無意識にハンドルに触れてしまい、アクセルが開き、4型シグナスxが誰も乗らずに発信し、左側にゴローンしてしまいました。本当にアクセル握った記憶がないんです。無実なんです。お巡りさん信じてください。
この後、
もしかしたら、アクセルの遊びが少なかったからか?
なーんて考えるようになりました。きっと遊びのせいではないと思いますが・・・。しかし、このサイト「シグナスxでGOGO!」は、快適に運転するがテーマですので、色々調整してみたいと思います。
作業開始
それでは早速作業開始しましょう。座って右側のアクセルの下をチェック。
四角の部分を調整していきます。
調整場所はゴムカバーで覆われて、両端にクランプで止められています。このクランプをゴールドフィンガーで外しましょう。
サイドから見るとこんな感じです。ちょっと横にずらして広げれば簡単に外せます。
クランプが外れました。ゴムカバーを左側にずらしましょう。
右側に短いロックナットと、左側にアジャスター(長ーいナット)が現れました。最初ロックナットを8mmのスパナレンチを使用しゆるめます。次にハンドルを左に切ってアジャスターをゴッドハンドで回し調整します。
エンジンをかけ、ちょこちょこアクセル回しながら調整していきます。自分のいい感じになったところでロックナットと、アジャスターをドッキングさせ、あとはゴムカバーをし、クランプで止めて終了です。
ナイショの話ですが、アジャスターを思いっきり左に回していき、右に回して戻そうとしたら、何かが外れたらしく、右側に回りませんでした。フロントカバーを全部外して直しました。マジ焦りました。左側の回しすぎに注意しましょう。
まとめ
一つの目安として、スロットルの遊びは5mm程度が最適と言われています。もちろん車種や乗る人の好みによっても差がありますが、5~10mmの範囲でおこなうといいでしょう。「遊び?そんなのいらねーよ!」って思っているそこのあなた!遊びの量が少なすぎると、スロットルを開けたときに突発的に反応してしまったり、ハンドルを大きく切ったときにワイヤーが引っ張られて勝手にエンジン回転数が上がってしまったりと危険な場合もあるので頭に入れておくようにしましょう。
また長年乗り込んでいくとワイヤーが伸びてしまったりパーツにガタが生じて遊び量が増えることありますので、たまーに調整するように心がけましょう。