フロントのブレーキパッドがすり減って交換しなきゃ。どうやって交換するんだろう?
交換したのでレビューします。
ブレーキパッドも消耗品です
オイル交換と同じように、ブレーキパッドも使えば劣化し、交換作業を必要とします。何千㎞で交換ではなく、運転の仕方や使用頻度で変わってきます。
以前乗っていた2型シグナスxの場合、8,000~10,000kmでフロントのブレーキパッドを交換していました。そんなこともあり、ちょこちょこチェックしながら乗っていましたが、そろそろ交換しようとオドメーターをチェックしたら、33,390kmでした。
ちなみにお友達のアプ乗りさん、3型シグナスxに乗っていますが、
フロントのブレーキパッド?35,000kmぐらいで交換したよ。
とのことです。なんで2型シグナスxはそんなに早く消耗するのだろうか。
以前リアブレーキパット交換をしたときにアドバイスを聞いたので、今回は初めて1人でチャレンジしました。
作業開始
それでは早速作業開始しましょう。使用するブレーキパッドはこちら。
安心・安全の純正部品を使用します。
ブレーキは命にかかわるパーツです。自動車整備士免許持っている人に交換してもらうことをおすすめします。この記事を参考にして何か問題あっても一切の責任を負いかねます。
まずは赤丸の名前不明のボルトをマイナスドライバーで外します。
長い間外さないと、外すのに苦労するかもしれませんので注意しましょう。
5mm六角レンチを使い、シャフトを完全に外さず緩めます。
赤丸の3か所を外します。
ゴッドハンドを使いキャリパーを外します。
先ほどのシャフトを完全に外すと、
ブレーキパッドがポロリしちゃいます。今まで使っていたブレーキパッドをガン見しましょう。
下の方はまだ溝が残っていますが、上の方は溝が消えかかっていますね。交換時期と言っていいでしょう。余談ですが、ブレーキパッドを交換してから2週間休みが無かったので、タイミング的にも交換してよかったです。
新品と比べてみましょう。
パッドの厚さが一目瞭然ですね。さらにキャリパーを分解します。
ゴッドハンドを使って矢印のパーツを外します。
初めて外す場合、少々外しにくいかもです。外したら、
ブラシでゴシゴシ洗います。洗剤やパーツクリーナーなど使ってもOK。かなり汚れていますので、気合い入れてキレイにしましょう。
こっちはホースでつながっているので、バケツに水を入れ、キレイにしていきたいと思います。
バケツの水を見ると分かるように、めっちゃ汚いです。ブレーキパッドの削りカスよりブレーキローターが原因らしいです。
キャリパーに挟まっている金具も取り外しゴシゴシ。
満足出来るほどではないですが、そこそこキレイになりました。
ピストンの周りにシリコングリスを薄く塗っていきます。
外したパーツのシャフトにグリスを塗ります。
こちらにもグリスを塗ります。そして、
合体します。
新品のブレーキパッドの角をヤスリで軽くこすります。
ブレーキパッドの裏にもシリコングリスを薄く塗ります。
ブレーキパッドをキャリパーに組んでいきます。
最初に外したシャフトにもグリスを薄く塗ります。
六角レンチを使い、仮締めします。
ボルトにかじり止めグリスをちょびっと塗ります。
車体に取り付けます。ブレーキパッドとパッドの間にブレーキディスクを挟みます。
最初に外した3か所のボルトを締めていきます。
仮止めしたシャフトをしっかり締めます。
名前不明のボルトにもちょびっとかじり止めグリスを塗ります。
マイナスドライバーでしっかり締めます。そして最後に
数回握ってピストンを出します。
ブレーキが効くようになったら無事作業終了です。お疲れ様でした。
まとめ
今回初めてフロントのブレーキパッドを交換してみました。写真撮影しながら作業しましたが、約1時間半位かかったと思います。低い体勢で作業してたので、次の日軽い筋肉痛になりました。
交換した直後はブレーキの効きが弱いので、ならし運転しましょう。
ブレーキパッドを交換しなくてもキャリパーは結構汚れるので、ちょこちょこ外してメンテナンス作業が必要でしょう。慣れれば30分でできると思うので、時間があるに清掃していこうと思います。
基本的にフロントもリアも交換方法は同じで、1度覚えてしまえば自分でメンテナンスできます。ぜひチャレンジしてみて下さいね。