ウエイトローラーって重くなったら、どんな感じになるんだろう?運転しやすいのかな?燃費よくなるのかな?
KN企画の10.5g×6に変えたのでレビューします。
より重く
4型シグナスxのウエイトローラーは9g、駆動系を変えているので、色々実験し、最適で快適なシグナスxを目指している管理者ドンチャンでございます。
私の性格上、うるさかったり、うなったりするバイクが苦手で、軽すぎるウエイトローラーにセッティングするのに抵抗があります。また、シグナスxに乗るメインは通勤なので、燃費も気にします。1ヶ月で約1,100km走るもんで、えっ⁉走りすぎですか?だって電車に乗りたくないので。ちなみに直線距離で東京ー青森間が約580kmなので、1ヶ月で往復しているってことになります。あー、青森の下北半島行ってみたい。
寒くなるとツーリングも行かないし、燃費も落ちるので、ちょっと重くしてみます。ちなみに夏は9g×6、秋は9g×3 10g×3でした。
ウエイトローラーの重量について
ウエイトローラーには、大体6g~20gの重さがあります。
重量が軽ければ、ウエイトローラーが動きやすくなり加速が良くなります。しかしエンジンベルトを押す力が弱まり、最加速が出しにくくなります。
また、重量が重ければ、ウエイトローラーの動きが鈍くなり加速が遅くなるので、エンジンベルトを押す力が強まり、最加速は早くなると言えるでしょう。
しかしながら、加速を出したいからといって、より軽量なものを選んでも加速は良くわけでなく、加速や最加速を出す場合は、バイクの車種とウエイトローラーの相性を確認することが必要です。
走行しながら少しずつ重さを変えていく地道な作業が必要なので、好きじゃないとやってられないですね。
交換する
それでは早速カスタムしたいと思います。まずはクランクケースカバーを外します。
赤丸のボルト5か所外していきます。
カバーを外したら、赤丸の8か所のボルトを外します。
無事ご開帳~。
プーリーを外していきます。
ユニバーサルホルダーでプーリーフェイスを固定し、17mmソケットとスピンナハンドルを使い、時計と反対回りで、ナットを緩めていきます。
クラッチ側も外していきます。
ユニバーサルホルダーでクラッチアウターを固定し、19mmソケットとスピンナハンドルを使い、時計と反対回りで、ナットを緩めていきます。
無事外れました。
交換するウエイトローラーはこちら。
いつもお世話になっておりますKN企画のウエイトローラー、10.5g×6です。
今まで使用していたのがこちら。
プーリーもウエイトローラーも汚れています。プーリーをパーツクリーナーでキレイにして、ウエイトローラーを組みます。
こちらのウエイトローラーの向きの指定はありません。
今回はウエイトローラーのみなので、再び組んでいきます。
プーリーを入れ、クラッチにベルトを入れます。
プーリーフェイスを組み、ユニバーサルホルダー・トルクレンチを使い、時計回り締めていきます。トルクレンチの設定値は45Nmです。
ユニバーサルホルダー・トルクレンチを使い、時計回り締めていきます。トルクレンチの設定値は60Nmです。
エンジンかけてみて、問題なさそうでしたら、カバーを付けていきます。
終了まであとちょっと。
以上でウエイトローラー交換終了です。お疲れ様でしたー。
感想は?
出だしが明らかにのんびりとした発進です。あまりアクセル開けなくても良いので、急発進による事故のリスクは減ったでしょう。50kmからの再加速は9g×3 10g×3の時とあまり変化が感じられません。
気になる燃費は、あまり変わらず・・・。うーん、期待外れ。
まとめ
ということで、今回はちょっと残念なウエイトローラーの交換となってしまいました。しかしながら、新しい発見&ブログネタになったのでよしとしましょう。また、冬のセッティング仕様、のんびり通勤しましょうっていうことで、暖かくなるまでこのセッティングで通勤したいと思います。スピード速く出れば出るほど寒いですからねー。