寒さなんて怖くない!
はじめに:バイクを降りた後の「あの問題」
私の住む南関東でも、12月に入り一段と冷え込みが厳しくなってきました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
寒くなると山道の凍結が怖いのでツーリングは控えめになりますが、我々ライダーにとって「通勤」にオフシーズンはありません。
以前ご紹介した「Xシェルター防水防寒スーツ」のおかげで、走行中は無敵の暖かさを手に入れました。
しかし、ここで一つ問題が。
バイクを降りた後、職場や街中でどうするか?
です。
もちろん、防水防寒スーツのパンツだけ脱いで、上着はそのまま着ていくことも可能です。でも、もし雨が降っていたら…? 濡れたカッパのような上着でカバンを背負ったり、電車に乗ったりするのは、ちょっと気が引けますよね。
そこでです!
今回もみんな大好き「ワークマン」で、新たな「着る断熱材」を追加購入しちゃいました!(※今回もアフィリエイト案件ではなく、単なるワークマン応援団として、勝手に熱くレビューします!)
商品紹介:お値段以上の予感…!
今回購入したアイテムがこちら!

エックスシェルター(R)断熱αプレミアムギガパフダウンコート
名前が強そうですね(笑)。
カラーは「ブラック」「ダークグリーン」「オレンジレッド」の3色展開。私は防水防寒スーツがブラックなので、今回はダークグリーンをチョイスしました。深みのある良い色です。
驚異のスペックをチェック
まずはタグを見て驚きました。

「耐久撥水」の文字。
説明を読むと、な・な・な・なんと! 「50回洗濯しても持続する撥水性(表地)」とのこと! ワークマンさん、本気すぎませんか?

タグの裏を返すと、お値段は9,800円(税込)。
「ワークマンにしては高い?」と思うかもしれませんが、この機能性を考えれば、某家具屋さんのように「お値段以上」の期待をしてしまいます。
サイズは「M・L・LL・3L」の4サイズ展開です。
ディテールチェック:機能満載のデザイン
フロント部分から細かく見ていきましょう。

ポケットは胸に2ヶ所、腰元に2ヶ所の計4ヶ所。収納力もバッチリです。

前立てはファスナーとマジックテープの二重構造。冷たい隙間風を徹底的にシャットアウトしてくれます。そして地味に粘着テープが強力にくっついてくれます。

内側を見ると、両サイドに深めの内ポケットがあり、そして…出ました!

温度センサーも標準装備! 自分の体温が可視化されるこのギミック、男心をくすぐりますよね。

フードも付いていますが、ファスナーで簡単に取り外し可能。

私はバイクに乗る際やスッキリ着たい派なので、フードは外して使用します。
実験!禁断の「Xシェルター in Xシェルター」
実際に昨日、このダウンコートの実力を試してみました。休日の外出時、ふと思いついてやってみたのが、これです。

「Xシェルター in Xシェルター」!!
ジャージの上にこの「ダウンコート」を着て、さらにその上から「Xシェルター防水防寒スーツ」を羽織るという、最強のミルフィーユ状態で出かけてみました。
ミートテックもあるから、究極のミルフィーユだね!
うるさい!
結果は…?

約15分後、内側の温度センサーを見ると「26℃」の表示!まるで暖房の効いた部屋を持ち運んでいるような暖かさでした。
さらなる究極へ!「Xシェルター」の内部に入れるべき最強のインナー
先ほど、私は「ジャージ+ダウンコート+防水防寒スーツ」という重ね着で26℃を達成しました。これだけでも十分暖かいのですが、実は「Xシェルター」の真価を発揮させるための最強のインナーがあります。
それが、以前ご紹介した電熱アイテムです。
このダウンコートの役割は「断熱」と「保温」ですが、熱を自ら生み出す機能はありません。そこで、この断熱材の内側に熱源を仕込むことで、暖かさのレベルを究極まで引き上げることができます。
もし、このXシェルターダウンコートをバイクに乗る際のミドルレイヤー(中間着)として使うなら、その下に電熱アイテムを仕込むのが最強の組み合わせです。
| レイヤー | アイテム例 | 役割 |
| アウター | Xシェルター防水防寒スーツ | 寒風・雨雪の完全遮断 |
| ミドル | Xシェルターダウンコート | 体温の断熱・保温 |
| インナー | 電熱ジャケット | 自ら熱を生み出す(熱源) |
これさえあれば、真冬の高速道路もへっちゃら。着る断熱材で、着るこたつを包み込むという、まさに隙のない防寒システムが完成します。
より快適な冬のバイク通勤を目指す方は、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね!
👇 最強の熱源!電熱ジャケットのレビューはこちら
正直レビュー:サイズ感には注意が必要?
さて、実際に着てみて感じた正直な感想をお伝えします。
気になった点:サイズ感
私は普段、ワークマンの商品はゆったり着たいので大体LLサイズを購入します。今回もLLを選んだのですが…
「あれ? ちょっと肩幅が狭いかも?」
と感じました。
冬場は中に着込むことが多いので、購入を検討されている方は、いつもよりワンサイズ上を試着してみることを強くおすすめします。
良かった点:圧倒的な保温性
ダウンコート自体は非常に軽くて、首元のフィット感が良く暖かいです。そして「断熱α(アルファ)」素材のおかげか、歩くとどんどんポカポカしてくるのが分かります。
バイク通勤の場合、このダウンコート単体だと風が侵入してしまうため厳しいですが、「インナーとしてこのダウンを着て、上に防水防寒スーツを着る」という使い方は、真冬の寒さ対策として「最適解」と言えるでしょう。
長く愛用するために!耐久性とコスパを考える
このダウンコートの最大の魅力の一つである「50回洗濯耐久撥水」。これはつまり、清潔に使用できる期間が非常に長いことを意味します。
驚異のコストパフォーマンス分析!
仮に、冬のワンシーズン(約3ヶ月)でこのダウンコートを毎週1回洗濯すると仮定しましょう。
- 1シーズンあたりの洗濯回数: 12回~13回
- 撥水が持続する回数: 50回
つまり、50回 ÷ 13回 = 約3.8年、撥水性を保ったまま着用できる計算になります!
本体価格が9,800円ですから、約4年間(冬のシーズン中)をこの価格で乗り切れるというのは、非常にお得です。高級ダウンを頻繁にクリーニングに出すことを考えれば、自宅で清潔に、そして低コストで使い続けられるのは、本当にありがたいですね!
お手入れ・保管方法
9,800円と「お値段以上」の商品ですから、長く快適に使いたいですよね。特にこのダウンコートは耐久撥水が大きな魅力。その性能を保つためにも、適切なお手入れが必要です。
- 汚れを放置しない: 軽い汚れは、濡らしたタオルなどで優しく叩くように拭き取りましょう。
- 自宅での洗濯は慎重に: 中性洗剤を使用し、手洗いまたは洗濯機の弱水流・手洗いコースを選びましょう。洗濯後は、脱水しすぎず風通しの良い日陰でしっかり乾燥させ、ダウンが偏らないよう軽く叩いてほぐしてあげると、ふっくら感が復活します。
- 保管は湿気に注意: 完全に乾燥させてからクローゼットへ。ダウンの羽毛(フィルパワー)を潰してしまう可能性があるため、圧縮袋の使用はできるだけ避けましょう。
このひと手間を加えるだけで、次のシーズンも撥水性と暖かさをキープできるはずです!
まとめ:北極でも行けるかも?(笑)
ということで、今回はエックスシェルター(R)断熱αプレミアムギガパフダウンコートをレビューしました。
個人的な総評としては、やはり「お値段以上」。
9,800円でこの機能性は、数万円する某高級アウトドアブランドのダウンコートにも引けを取らないクオリティだと言っていいでしょう。
もし仮に北極や南極に行くことになっても、ワークマンの「ダウンコート」と「防水防寒スーツ」があれば乗り切れる気がします(笑)。
(まあ、行く予定はありませんし、念を押しておきますが、これはワークマンのアフィリエイト記事ではありません!ただのファンの独り言です!)
店頭で見かけたら、ぜひサイズ感をチェックしてみてくださいね!
📝 公式スペック情報
| 商品名 | エックスシェルター(R)断熱αプレミアムギガパフダウンコート |
| 価格 | 9,800円(税込) |
| カラー | ブラック / ダークグリーン / オレンジレッド |
| サイズ | M / L / LL / 3L |
| 素材 | 表地:複合繊維(ポリエステル)100% 中わた:ダウン・フェザー・ポリエステル混合 |
特徴ピックアップ
- 世界初!XShelter 着る断熱材α:薄くて軽いのに冷気を遮断
- 吸光発熱わた:光を熱に変える高機能中わた
- 800フィルパワー:高級ダウン並みのふくらみと暖かさ
- 50回洗濯耐久撥水:長く使えるタフな仕様
※サイズ表などの詳細は公式サイトをご確認ください。

