シグナスxの駆動系を変えてみたいけど、何がいいんだろう?どうやって組めばいいんだろう?
KOSO×KN企画 パワーキットⅡを購入したので、レビューします。
セットでお得です
2型シグナスxを乗っていた時は、キタコ・ベリアルを使用していました。2型シグナスxって、最高速はそこそこ出るけど、中低速がかなり遅く、駆動系を変えたことで不満を解消しました。
4型からかなりノーマルでも速いんですが、さらに快適に、さらに楽しく乗るために駆動系を変えてみました。
ちなみにお友達のアプ乗りさん(私の4型シグナスxのプロデューサー)に相談したところ、
今、KN企画のパワーキッドだけど、まあまあいいよー。
ということなので、今回はKOSO×KN企画 パワーキットⅡに変えてみたいと思います。
値段もお手頃価格、どんな感じになるかワクワクしますね。
付属品は?
それでは箱の中身を見ていきたいと思います。
左から
- プーリー
- ウエイトローラー 10×6
- ドライブフェイス
- ランププレート
- スライドピース ×3
- クラッチスプリング ×3
- シム
- センタースプリング
以上となっております。
ウエイトローラー、クラッチスプリング、センタースプリングをよーく見ますと、
サイズは20×12、純正ローラーサイズとなっており、重量は10gと、ノーマルの9gに対し1g重くなっています。
KOSO 1500と白く書かれています。ノーマルのクラッチスプリングより硬くなっています。
1500RPMと書かれています。こちらもノーマルのセンタースプリングより硬くなっています。
シムの厚さを図ってみました。
ノーマルが0,9mm、セットのシムは0,6mmと薄くなっています。
スプリングを硬くすることによって、変速回転を上げる、シムを薄くすることによって、最高速は下がるが、ウエイトローラーが重いことによってプーリーが広がり最高速を上げる。結果、スタートダッシュ、中低速からの加速アップに期待ができるということでしょうか。
使用する工具
こちらが使用する工具です。
白い番号の1は『ユニバーサルホルダー』、2は『ロックナットレンチ 46mm』で、プーリー、クラッチを外すのに必要な専用工具となっております。
駆動系を外す
それではまず、ノーマルの駆動系を外していきましょう。
赤丸5か所をドライバーを使用して外します。
矢印のネジを外します。こちらのパーツは無くても問題ないので私は捨てました。
ホースを外します。
クランクケースフィルターを外します。
っていうか、汚すぎ。
赤丸8か所を外します。
せーの!
よいしょーで無事、カバーが外れました。
続きまして、左側のプーリーを外します。
指をさしているナットを外します。
そのためには、赤丸の2か所に、ユニバーサルホルダーをハメます。
ハメハメして、
ユニバーサルホルダーをクラッチに当てて、17mmのソケットレンチを使用して、時計と反対周りに回して外します。
無事、プーリーが外れました。
次にクラッチを外します。再びユニバーサルホルダーを使用します。
クラッチアウターにユニバーサルホルダーをハメハメして、
こちらは地面が受け止めてくれます。(このユニバーサルホルダーの場合)
19mmのソケットレンチを使用し、時計と反対周りに回してナットを外します。
無事に外れました。こちらは使用するので、
パーツクリーナーでシュー。
キレイキレイしましょうね。
こちらはノーマルプーリーですが、真ん中にあるプーリーボスも使用するので、キレイにして
グリスを使用して
ヌリヌリします。
新しいプーリーにウエイトローラーをいれて合体!
ウエイトローラーの向きの指定は特にありません。
次にセンタースプリング、クラッチスプリングを変更します。
矢印のナットを外します。ロックナットレンチ46mmを使用して、ゴムハンマを使用して、
時計と反対周りにガンガン叩いてナットを外します。
ナットが回ったら、ゴールドフィンガーでナットを外しますが、ゆっくり外さないとスプリングがビョ~ンってなって、パーツが飛んでいってしまいます。
クラッチスプリングを外します。矢印の3か所、スナップリングを外し、下に隠れているクラッチスプリングを外して、
スプリングフックを使用して付け替えます。
センタースプリングを交換して
ハンマーを使用して締めます。
叩くときは思いっきり、叩いた音が変化したらしっかり締まったと確認します。この辺はやっていくうちにわかると思います。
駆動系を付け替える
外した駆動系をシグナスxに付けていきましょう。
ゴールドフィンガーでベルトをつまんで、
プーリーとクラッチを付けます。
再びユニバーサルホルダーを使い、
クラッチ、プーリーのナットを締めていきます。
エンジンをかけて確認し、
クランクケースを付け、
洗った汚かったクランクケースフィルターを付け、
カバーを付けて終了。
お疲れ様でしたー。
感想は?
ノーマルの駆動系とパワーキッドⅡを乗り比べた結果、
- スタートダッシュは良くなった
- 中低速からの再加速は良くなった
- 最高速は微妙に落ちた
- 最高速時の回転数が落ちた
- 微妙に燃費も落ちた
ノーマルで全開にしたとき、9,500回転弱回っていたのが、8,500回転しか回らない。
キビキビ走ると燃費は少し落ちるが、のんびり・ジェントルマンに走れば燃費は変わらない。
確かにスタートダッシュ・中低速からの加速は良くなったが、激変ってことではない。微妙に良くなった程度。
思った以上に変わらなかったというのが正直なところ、裏を返せばノーマルが優秀ということです。
まとめ
今後はウエイトローラー・センタースプリング・クラッチスプリングなどを変更する予定なので、その都度ブログにアップしていきます。また、今回初めて教わりながら交換したので、少し説明や画像が雑になってしまいましたが、その辺は大目に見てください。何度も変更することによって覚えていく所存でございます。