シグナスグリファスのハンドルグリップ交換にチャレンジします。
異様なかたち
今回カスタムするのはここ。
両手でギュッとにぎるハンドルグリップです。このノーマルグリップ、根本が細く、そこから太くなっているタイプのグリップで、今までこのようなグリップに出会ったことありません。乗り続ければ慣れるんですが、最初握った時、なんか違和感ありました。またホーンならす時、ちょっとこのグリップだとボタン押しにくいです。
なので、4型シグナスxの時にグリップ交換した経験を活かし、グリファスのグリップ交換にチャレンジしたいと思います。
プログリップとジータ
今回カスタムするアイテムはこちら。
デイトナ PROGRIP ブラック エンド貫通タイプ 全長120mm
訂正
画像にキタコ スーパースロットルパイプ シグナスxが写ってます。交換しましたが、シグナスグリファスと少々サイズが異なるため、純正のグリップを切って純正のスロットルスリーブを使用してください。
グリップボンドは以前購入したキタコグリップボンドを使用します。それとバーエンドも一緒に交換します。
ジータ バーエンドプラグ φ29mmタイプ ブラック
バーエンドはいつもジータさんをチョイスしました。
グリップ交換する
それでは早速始めていきましょう。ちょっとめんどくさいですが、フロントの外装を外していきます。
赤丸のタッピングネジを外します。
ここで本日大活躍するシリコンスプレーの登場です。溝に吹きかけて外れやすくします。
パカッと外れました。外すとき、"バキッ"と音がするので、ツメ割ったのではないか⁈とビクビクしてしまいます。多少内側に力を入れ、下に引っ張るとOKです。
矢印のツメが赤丸に引っかかっているので、注意しましょう。今のところ3~4回外しましたが。ツメは無事です。
ミラー横のタッピングネジを外します。
赤丸のボルトとクリップを外します。クリップはプラスドライバーでちょっと回し、引っこ抜けばOKです。
シリコンスプレーで外れやすくします。
ゴールドフィンガーでメーター上部からじわじわと外していきます。
首元に矢印のポッチがあるので、横に広げ外せばカバーが外れます。
メーター裏のタッピングネジを外します。
奥に潜んでるタッピングネジを外します。
ミラーを外します。ここから座って右側のグリップから交換していきます。
グリップ横のボルトを外します。
下から覗くと発見できるボルトを外します。
そうするとカバーが外れ、ワイヤーさんが登場します。
気合を入れて純正部品のバーエンドを引っこ抜きます。
純正のバーエンドはこんな感じです。チープな感じ。
矢印のワイヤーをずらします。
ワイヤーが外れたら簡単に引っこ抜けます。
これで純正の右側グリップが外れました。そして、カッター等でグリップを切って外します。
スロットルスリーブにグリップボンドを適量に出します。4~5ヶ月前に使用したグリップボンドですが、固まってなかなか出てこない💦
グリップ内にパーツクリーナーを吹きかけ、グリップを一気にツッコめばOKです。グリップなんか白いよね…。
ハンドルに装着して、
ワイヤーを引っ掛け、
カバーをつけ、3か所のボルトを付ければOKです。右側はこれで終了です。
お次は座って左側です。純正のバーエンドが固かったので、マイナスドライバーでこじ開け、
バーエンドを外します。
左側はハンドルバーにくっついているので、斬鉄剣で切り裂きます。
「またつまらぬものを斬ってしまった…。」と心の中でささやいで、外します。
ハンドルバーをキレイに清掃して、少量のグリップボンドを付けます。っていうか、なかなかグリップボンドが出てこず、思いっきり握ったら、キャップのほうではなくおしりの方から大量に出てしまった💦
勢いよく押し込めばOKです。グリップの内側にバーツクリーナーを吹きかけて押し込んでもOKです。それにしてもやっぱ白い…。これでグリップ交換完了です。
バーエンドを付ける
ZETAのバーエンドを用意します。
この4アイテムを、
このように組み立てます。
4mmの六角レンチで時計回りに回し、締めます。
グリップとの間、ちょっとだけ開けて締めます。バーエンド小さいかな…。
右側も同じく締めます。やっぱ一回り小さいかも💦 これでバーエンド交換終了です。
カバーを付けるとき
フロントカバーを開けて、再び閉めていきますが、次開けるとき開けやすくするように、
シリコングリスを使用します。
ゴールドフィンガーでツメ周辺をヌリヌリ。これで次回の方が楽にカバー外れるはず。
グリップにスプレー
箱から開けただけなのに、もうすでに白くなっていたグリップでしたが、またまた登場シリコンスプレーでひと吹きすると、
しっかり黒々と輝きました。シリコンスプレーって、合成樹脂などにも黒く艶やかに復活させます。しかし、フットボードに使用する場合、滑ってしまう恐れがあるので注意しましょう。
まとめ
今回ハンドルグリップとバーエンド交換を紹介しました。カスタムしたプログリップの感想は、ノーマルグリップより細く握りやすくなりました。見た目もカッコよく、満足度高いです。ちなみにド素人のわたくしが交換作業時間は約2.5時間ってところでしょうか💦 外装カバーを外すのに苦労したのと、スロットルワイヤーの取り付けを間違えたのが原因と、写真撮りまくったからです。
バーエンド交換の方は、今回使用したサイズはφ29mmでしたが、それより大きいφ35mmが合うと思います。カラーも8種類あるので、ワンポイントアクセントとしてバーエンド交換するのもおすすめです。バーエンド交換だけなら5分位で交換できるでしょう。
また、バーエンド交換して数ヶ月してから再び六角レンチで締めなおしましょう。振動でゆるくなっている場合があります。